2012年3月13日火曜日

3/12(月)に第四回座談会を開催しました!

早いもので第1クールも今回の第四回で終わります。
参加して頂いたママ及びオブザーバーの皆様お疲れさまでした。
5月から第2クールが始まりますのでまたよろしくお願い致します。

さて今回のプログラムは以下。
第一部 第一弾アプリの総まとめ
第二部 第二弾アプリのアイディア出し
第三部 主婦×教育×ICT 学校と家庭との連絡手段
















第一部は第一弾アプリの総まとめで、第一回から第三回までに出された意見をまとめて寺岡が画面イメージを作成。前もってママプリグループに資料をアップしてグループに参加して頂いているママたちから意見を集めて座談会で発表。徹夜して何回も作り直したかいがあり好評だったのでほっと一安心でした。これから開発に入りますがかな〜りのプレッシャ〜を感じていて発売と同時に倒れる可能性大です。(笑)グループの方では開発過程もアップしていきます。






第二部はママからのアイデア出し。1つの案を出して頂きました。いつもながらにママ視点での案は新鮮です。この案を聞いているだけでもこのママプリに参加したかいがあるってものです。

第三部はKAYOさんのブログを元に討論会です。
参照(http://www.ipad-mom.jp/blog/archives/date/2011/05/page/2)
















まずKAYOさんがアメリカの学校環境を説明。アメリカの学校は予算がないのをバックボーンとしてどの学校もIT環境を強化している。まず学校全体のメーリングリストがありほぼ全員が登録。学校の行事の告知からボランティアの募集、地元のお店のクーポンなど学校内の情報発信のツールとして大活躍。
ちなみにお知らせはメールでPDF添付で送信され分かりやすいように色分けされている。
ピンク ・・・ 急ぎ
緑   ・・・ 期日までに余裕がある
青   ・・・ 地域関係のもの    など。。。
それもただ告知をするだけではなくリマインダーメールまで送られてくるとか。日本ではプリントに結構先までの日程が書かれていて忘れてしまう事があると思いますが、こうやって直前でリマインダーメールが送られてくれば忘れる事もなく便利ですね。
学校の環境としてまず校長先生の権限が大きく、先生方も教科を教えるのに特化していて事務的な事は親に振られるというのがあります。 校長の権限が大きい為に地域格差が生まれてはいますが日本とは環境自体が違うようです。

さて、日本の現状ですが。。。
大量のプリントを子どもに渡しているのが現状で、PTA等の子どもに直接関係のないプリントは親まで届かない可能性も高くPTA関係の行事を知らない親もたくさんいます。 我が家でも朝出かける前にランドセルを開くと奥の方にぐちゃぐちゃになっているプリントを妻が発見し怒られている姿を良くみます。
日本の学校の環境というと、校長先生とは名ばかりで権限(評価権や人事権)を持たないので何をやるにしても先生方の意見を聞いてYESと言われないと何もできないという感じらしいです。その先生方も一番働き盛りの中堅層が現状いなくベテラン先生は今までの経験で切り抜けていても若手の先生は大学なので研究していた事が活かす現場ではなく、中堅層が抜けてしまっているのでベテラン層と若手層とのコミュニケーションが取りづらい環境とか。少子化による影響で先生の負担が前に比べて増えているというのもあります。

それに加えて我々親側にも問題があります。
仮にメーリングリストで情報を配信しようとしても個人情報だと言う事でアドレスを登録しなかったり、メールやPCなどを使用していないので不平等であるという考え方もあります。
ある地域で回覧板の代わりにメーリングリストで配信を試みた所があるのですが、行事の日程を忘れてしまった方が多発してしまい現在は元の回覧板に戻す事を検討しているとか。
便利な環境を使いこなす努力も我々にも必要なのではないかと感じました。

今回の討論で感じた事は学校や先生方を中心で考えてしまうと難しいため、我々PTAを中心として考えていく必要がありますね。あるPTAではPTA会長が自主的に連絡はメールにしましょうと言われたという事も聞いてます。このような動きが多くなってくると良い方向に向かっていきそうな気がします。
我々で変えていきましょう!

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